
運動不足で元上司にランニングを勧められ頑なに断っていましたが、少しだけやってみようと思ったことがきっかけで始めました。そのうち、運動不足解消だけでなく、心が整う時間になっていると気づきました。そして、人生の考え方価値観についても気づかせてくれました。



今回は、妻の筆者Aがランニングを通して得た人生で役立つ3つのことを紹介するよ。最後まで読んでね。
自分のご機嫌は自分で
ランニングを始める前は、会社でのストレスや人間関係に悩むことが多かったです。ランニングを始めた後は、感情のリセットができるようになりました。要は、気持ちがすっきり、自分のご機嫌度がアップしました。
今も会社や人間関係等々の問題はなくなることはないです。ランニングを始める前は、この問題に対してどうしたらいいのか考え、ひたすら哲学書や自己啓発本を読んだりしていました。一貫して言えることは「他人は変わらないけれど、自分は変われる!」ということでした。つまり、ランニングをすることで自分自身の機嫌が比較的よくなり、変われました。


友人とも久しぶりに会ってもやはり仕事の人間関係で悩んでいました。大体、職場の悩みで共通して言えることは、人の気持ちが分からない、責任感のない同僚、上司にストレスを感じているようでした。この問題は、例え転職しようと、どこに行っても逃れることができないんだなと感じました。
そうであれば、せめて職場のストレス問題に固執せずに、自分自身の気持ちをリセットできれば勝ちだなと感じました。=ランニングは気持ちのリセットを手助けしてくました。
もちろん、必ずしも固執せずとは言えないですが、仕事をしているのはプライベートの時間を充実させるためです。週末を仕事のストレスで支配されていては、自分自身のご機嫌が取れていないと思います。
その他にも、残念ながら家族や親友が必ずしも私のご機嫌を常に保ってくれる訳ではないです。せめて、大切な人たちと過ごす時間くらいは、気持ち穏やかで機嫌良く過ごしたいはずです。
例え、大切な人たちがストレスの原因でなくても、職場のストレス等に引っ張られれて、イライラしてしまうことだってありました。そして、他人に依存しすぎるのも良くないと気づきました。
経験から得られるものは大きい
良く言われるのは、ものを所有する(買う)時に得られる幸福と経験から得られる幸福と比較した場合、後者の方が幸福度が高いと言われます。私もその考えは正しいと思います。
ただ前者に対して一つだけ言えることは、大切に長く使えるものを所有するのであれば幸福度は変わってくるかもしれません。ステータスだけのために、ものを所有するとなると他人からどう見られるだけ気にした人間になってしまうので他人の評価ありきで幸福度を量ってしまうことになるので寂しいと思います。


ここでお伝えしたいことは、ランニングは経験を得る、つまり体験型だということです。例えば、今まで1キロしか走れなかった自分が1.5キロまで走れるようになったとしましょう。そうすれば、自分の経験値が上がるということです。これは、お金では得られない経験です。そして、それは自分自身の自信向上につながるということです。
私は、先日マラソン大会に出場するか迷っていました。ランナー経験者に助言を求めて何人かに相談にのってまらいました。みなさん、口を揃えて仰っていたのは、「一度、チャレンジしてごらんなさい。」でした。当の本人は、「経験者だからそう簡単に言うけれど」と正直思いました。
しかし、ここでチャレンジしなければ、あの時出ていたら良かったかなと後悔するのではとふと思いました。例えリタイアしたとしてもそれも経験です。一度、挑戦してみようと思いました。結果、無事に完走できました。達成感と自信向上につながりました。
もしあの時、チャレンジしていなかったら、自分はできないから、後悔の念等などで理屈をこねていたかもしれません。マラソンのエントリーフィーはいるものの、経験から得られたものは何ものにも代えがたいということです。知識、経験というのは、例え家が泥棒に入ってこようとも盗まれないからです。
自分との対話
普段、独り言を言ったりしますか?ランニングしていると、自分自身に自問自答することが多いです。このように自分自身と対話する時間って普段あまりないのではないかと思います。
ランニングしている時は、結構自分とハードな交渉しています。(笑)ここでは、筆者A(本音の自分)と交渉A(交渉している自分)と会話形式でご説明します。
筆者A:あーもー無理!走るの一旦、ストップしたいな。
交渉A:う~ん、、、そうしたらとりあえず、後、30秒程走ってみよう。
筆者A:うん。わかった。30秒だけね。
(30秒経過)
交渉A:できた!まだ走れそうかな?
筆者A:うん。30秒走れたね。まだいけそうだから、今聴いている曲が終わるまで走ってみようかな。
というように、普段、このような会話をしながら自分自身と対話しランニングしています。いきなり、何キロも走るなんて無理なので、目標達成できそうな小さい山(課題)を与えてあげると自信につながり、もう少し頑張ってみようという気持ちになります。これはもしかしたら戦術かもしれません。
ランニングは、人と競い合う競技でもあるかもしれませんが、自分との戦いであることが多く、自分自身と対話しながら、忍耐力、継続する力(しんどいけれど、一歩進む力)が身に着くと思います。
あなたにとって心が整う時間はどんな時ですか?



ランニングはタイムや距離だけじゃなく、自分自身と向き合う手段でもあります。これからも、自分のペースで走っていきたいので、みなさんもランニングしてみたい、続けようと思ってもらえたら嬉しいです。
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