
壱岐島にサイクリングで行ってきたんだけど、終日あれば1周できると思ってたら、全然時間足りなかったよ!サイクリングで周遊したいなら、最低でも1泊はしたほうがいいね。

レンタカーだったら終日あれば島、1周できるらしいけどね。

そうそう。でもやっぱり自然の景色を見ながら走るのは気持ちいいので絶対お勧め!ただし、島内は高低差があるから電動自転車なんだけどね。

都会人にとっては癒される自然の風景がいいね。風で稲かな!?なびいていて綺麗だね。まるで草のカーペットみたい。

そうなのよ!サイクリングしていたらいろいろ景色がみれるし、気づけるよ。
今回は1泊しなかったことを反省して、実際に回ったおすすめスポットと今度行きたい場所を紹介するよ。
壱岐島の基本情報
アクセス方法
福岡から近い離島で壱岐島より更に韓国寄りに対馬があります。ただし、県としては長崎県となっています。
今回ジェットフェリーで行きました。壱岐島へのフェリーは3か所の港から出ています。
大体の場所を地図で印をつけました。
青色:博多港⇔芦辺港 フェリー約2時間20分 ジェットフォイル約1時間10分
赤色:博多港⇔郷ノ浦港 フェリー約2時間10分 ジェットフォイル約1時間5分
オレンジ色:唐津東港⇔印通寺港 フェリー約1時間40分

今回は滞在時間がすごく限られていたので赤色:博多港⇔郷ノ浦港の往復ジェットフォイルで行きました!

九州郵船本社のHPでダイヤ等詳しい情報をご覧いただけます。時期によってダイヤが違うのでご注意ください。

ジェットフォイルは片道6,930円で決して安くはないですが、前日までにお電話で往復予約をすると若干割引がありました。
コスパ良く壱岐島へ行くならば普通のフェリーがおすすめですが便数に限りがあるため日帰りですと島内滞在時間が短くなるという点も考慮にいれるべし。

備考として、飛行機で行くならば長崎空港から壱岐空港区間があります。
体験談‐フェリーから上陸まで
博多港から郷ノ浦港へ出発
フェリー乗り場の中にチケット発見場所があります。
予約を事前にしていたならば、予約番号を伝えると発見してくれます。
フェリー乗り場はこんな感じ!壱岐・対馬行きは5番乗り場へ行けばいいのです。

フェリー乗り場には、早朝でもパン屋さんやコンビニがあるので食料調達も可能。
コインロッカーも設置されているので、荷物預けもできます。

博多港のコインロッカーがいっぱいで荷物が預けられなかったらどうしようと心配な方へ、壱岐島郷ノ浦港にもコインロッカーがありました!

乗船中
船の中は割と広く、座席の写真しか撮っていなかったですが、一応、寝転がれるスペースもありました。

私は酔い止めを飲みましたが少し酔ってしまいました。
酔いやすい人は絶対に酔い止めを飲むことをおすすめします。
ところが途中で嬉しいアナウンスが!
「○○km先にイルカが前方にいます。」
海風にあたりハンドウイルカ2頭がジャンプしているのを見ることができました。
イルカ・クジラが良く見れる時期は、4-7月頃だそうです。
島旅の経験はある方ですが今までイルカが見えるアナウンスを聞いたのは初めてだったのでテンションがあがりました。
レンタサイクル
郷ノ浦港に着いてすぐに電動自転車をレンタルできるところを発見!迷うことはなかったです。
壱岐ちゃり 島内の港や空港にレンタサイクル場所が設けられてます。
ちなみに、壱岐島でサイクリングするならば絶対に電動自転車です。(恐らく電動自転車以外貸出はないと思います。)
有難いことに道は舗装されているのでサイクリングはしやすいです。
車はそんなに走っている感じはないけれど、車が来るときは注意すれば大丈夫な感じでした。

なぜなら高低差が激しいから。。。電動自転車でも結構、きつい坂もありました。
壱岐島で宿泊する場合は、充電器の貸し出しもあります。
その他、行きとは違う港から出港する場合は、予めその旨を伝えると帰りの港にあるレンタサイクルへ乗り捨て可能だそうです。
電動自転車レンタルの手続きが終わったら地図とおすすめ場所のパンフレットをもらったのですが、ルートを決めるのは自分なので事前に考えておくべし。
体験談‐壱岐島の魅力
神社の多いスピリチャルな島
壱岐島と対馬は神社が多いと言われており、島それぞれ約1,000社の神社があると言われています。
人口面積に対して占める神社の密度は高く、神道文化の拠点でもあったと言われているそうです。
今回は干潮のタイミングが合わず見れませんでしたが、壱岐島の映える神社スポットが小島神社!
壱岐島には小島神社が2社あり、北側にある方が壱岐のモン・サン=ミシェル!?と言われています。
住吉神社 全国の住吉神社の元宮
聖で静かな空気、朝一番に行くのがおすすめと言われています。

今回は有名どころには行かずに別の神社に行ってみました。
牧神社
後ほど紹介する絶景スポットである鬼の足跡に行く途中にある神社です。

登比川神社
猿岩に行く道中にある神社です。猿岩周辺については、戦争歴史とお土産屋さんとして後ほど紹介しています。

月讀神社
実はこちらの神社も有名な神社の一つです。芸能人の方も紹介していました。
境内に上がると小さな鳥居があったり、大きな島縄があり決まった方法でくぐると厄払いの効果があるそうです。
楽しいという言葉は不適切だとは思いますが、神社でお参りするだけでなくアクティビティー的な要素があり、カップル、家族連れでも有意義な時間を過ごせると思います。

海の景色が綺麗‐セルフでビーチクリーニングもしてみた
壱岐島の魅力の中にセルフでのビーチクリーニングというのは矛盾しているかもしれないですが、私は離島へいくつか行った結果、離島に行くときはごみ袋を持参するようにすることにしました。
なぜなら離島には残念なことに違うところからゴミが流れついてビーチに溜まっている光景を良く目にするからです。
せっかくの綺麗な島なのに残念!たった一日だけだけれども滞在させてもらっているので微力ながらゴミ拾いで少し島へ貢献できればと思いやってみました。場所‐塩樽海水浴場(ツインズビーチ)
島民の方2名がすでにゴミ拾いされていたので一声、私もお手伝いさせてくださいとお伝えし拾っていると私と同じくおひとりで観光されている方が足を止めて、自主的に参加してくださいました。

浜辺にロープが埋まっているのを掘り起こすのが一番大変で砂の中で絡まっているということと長さが未知だったため、重労働でした。島民の方もご高齢の方だったため、ゴミ拾いといってもなかなか大変だと思いました。
離島に行くと同じような浮きも流れ着いているので残念で、自己満足になっているだけかもしれないですがビーチクリーニングはできる範囲で今後もやってみたいなと個人的感想でした。
絶景スポット 鬼の足跡
火山活動でできた地形だけど、昔の人はそれを「鬼が踏みつけた跡」と信じたくらい自然の彫刻のようなダイナミックな景観を見ることができます。それから、人少なめでかつ映えスポットです。
お天気が良くても風がきつかったりするので崖の淵ギリギリに立たないように自己責任で気を付けていってください。

写真だと伝わりにくいかもしれませんが、崖の方にも進むことができ、海の波が岩に打ち付けられる感じがなんとも。自然の厳しさそしてそこで暮らす人々の逞しさを伝えてくれているような気がして。少しばかし物思いに耽りました。


戦争歴史とお土産屋さん
鬼の足跡から北に進むと有名な絶景スポット猿岩がありますが、私はそちらよりも戦争歴史となる場所黒崎砲台跡とその近くにあるお土産屋さんである壱岐市 猿岩物産館・おさるのかご屋さんに心惹かれました。なぜなら島の文化・歴史に触れることができたから。
黒崎砲台跡は明治時代に築かれた沿岸防衛の砲台跡で、歴史的な価値と壮大な景観を兼ね備えたスポットです。レンガ造りの遺構や砲座跡が残り、当時の軍事施設の雰囲気を感じることができます。
- 建設:明治30年代(1897年ごろ)、日清戦争後の国防強化の一環として築かれました。
- 目的:壱岐海峡を通る外国艦船に備えるための防備拠点。
- 特徴:砲座・弾薬庫・指令所などが整備された本格的な軍事施設。
ただし、実際に砲撃するような戦闘が壱岐近海で起きることはなかった。かつ、日本の軍事戦略がその後、航空戦や近代兵器中心に変化したため、砲台の役割が相対的に小さくなっていきました。

猿岩の道中でも砲台跡の入口が実はありましたが、日中でも薄暗い中を入ってみるのは女子一人旅の私にはハードルが高かったので今回は諦めました。もし勇気がある方は中にまで入れます。

壱岐市 猿岩物産館・おさるのかご屋さん
島の文化が分かるような食材やお土産が売っていました。
要は地のものが手に入るということ、壱岐島食文化も学べます。
また自宅で作って食べたら感想を書きます。
お店の中に黒崎砲台の写真と記事が展示されていました。

BANANA OASIS 有機バナナ農園
島の自然・歴史文化を堪能したら壱岐島の気候を最大限に利用し、栽培された有機バナナ農園のBANANA OASISに行ってきました。

バナナ販売だけでなく、その場でバナナのミックスジュースが飲めたり、アイスクリームも食べることができます。
バナナに関しては、有機栽培のためバナナの皮も丸ごと食べることができるということで食べてみました。
バナナの皮も食べるなんて人生で初めてでしたが、美味しくいただけました。(お土産としてもって帰って食べました。)

その場では、ミックスジュースとバナナの葉を使ったアイスクリームを頂きました。バナナの葉を使ったアイスクリームは、BANANA OASISさんだけでしか食べられないそうです。
バナナの香りもするけれど抹茶っぽい味!?というのが正しい表現でしょうか。食べたみなさん、いかがでしょうか。

それから農園内も見学ができたので、農園の主人にバナナの栽培方法をご教示いただきながらまわりました。バナナの育ち方など普段、学ぶことがなかったので大変学びになりました。丁寧にご説明してくださったご主人には感謝です。

バナナ人房からこんなにたくさんバナナができるなんて考えたことも見たこともなかったので驚きでした。
こんな重たいバナナたちを支えるバナナの木は逞しいです。


バナナのお花も初めて見ました。黄色のお花で綺麗ですね。

反省点と旅のまとめ
自転車日帰り旅行では時間が足りない!
今回は周遊した箇所に、マークをつけました。
自転車で攻め観光をしてみましたがそれでも島の3分の1程しか行けなかったかなというのが感想です。
ちなみに島内観光をフォーカスしたのでお昼はフェリー乗り場で買ったパンで凌ぎました。
もう少し滞在時間が長ければ島のお料理とかも食べたかったです。

自転車で周遊する方へ
- 自転車でまんべんなく周遊するならば最低1泊は必要!
- 宿泊先と往復のフェリー(フェリー前提ですが)を考慮して同線に無駄がないように事前に作戦を考えること。
例えば、島の反対側に宿泊して翌日は反対側に行く。もしくは、真ん中あたりに宿泊し、四方を順繰りに回る。 - 時間に限りがある方は、軽食(ランチ)は事前に調達し周遊するべし。
- 水は必ず持参し、周遊すること。
お土産買い忘れた方へ
郷ノ浦港の待合所にお土産売り場が少しだけあるのでさっと買いたい方は帰りに買えます。
事前に待合室の売店が空いていれば、お品などをチェックしておいてどこで何を買うかなど考える作戦もありかも!?

次回行きたい場所5選
今回は日帰りだっため行くことが叶わなかった場所があるのでこちらにてご紹介します。
- 壱岐市立一支国博物館(長崎県埋蔵文化財センター) 島の歴史が学べるので絶対に行きたい!
対馬・壱岐島は元寇の舞台でもあったので元寇に関連する石碑やその当時戦ったかたたちを祀っている新城神社、壱岐神社の参拝なども併せて行くと歴史巡り度に。 - 遺跡巡り(たくさん史跡、遺跡がありますが2つは絶対行きたい!)
弥生時代‐防人など昔学校の歴史で習ったなぁと思いますが、その当時の人たちの暮らしを肌で感じることができる。歴史好きに、これから島の歴史を知りたい方にも必見。国特別史跡となっている原の辻遺跡。
豊臣秀吉時代の朝鮮出兵‐4か月というスピードで築いた出城。大阪で指揮していたことをフォーカスして習ってきたけれど、朝鮮出兵のその当時の現場を感じることができる。 勝本城跡跡(国史跡) - 辰ノ島 壱岐島北部に位置する離島 絶対に壱岐島内で宿泊してアクセスして堪能したい。
- 玄界酒造 お酒好きなら焼酎が有名のようなのでお土産にもいいかも!
おまけ・・・せっかくの島なのでマリンスポーツなどもできればやってみたい!

こう考えると1泊2日は最低いるけれど堪能したければ2泊3日はいるかな?

どうしても時短したければレンタカーというのもありだけれどそれでも1泊2日は必要だよね。

サイクリングは自然の空気を吸いながらエクササイズできるので楽しかったので何を優先するかが重要だね。

そうだね。一つ絶対に言えることは終日サイクリングで島を周遊するのは無謀ってことだね。

その通りです!(笑)
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