バンコク・スワンナプーム国際空港は、東南アジアのハブ空港として世界中の旅行者が利用しています。深夜到着や早朝出発のフライトも多く、「空港で安全に休みたい」「ホテルまで移動するのは大変」という方に人気なのが、空港内にある 簡易宿泊施設「Boxtel(ボックステル)」

今回は実際に宿泊してみた体験をもとに、料金・部屋の様子・利用方法を徹底レビューします。
Boxtelとは?場所と基本情報
アクセス方法
Boxtelは、スワンナプーム空港の地下1階Level B(エアポートリンク駅の近く)に位置する「小さな個室ホテル」です。”train” and “Airport hotel”の表示に従って進むと、”Boxtel”の看板が見えます。
エアポートリンク駅からは、約150m離れたところにあります。
同じ空港の敷地内にありますが、少し歩くので不安になるかもしれませんが、あまりにも空港直結ですと、人通りが多くなり、騒音が気になるので、安全ではりますが、人通りの少ない場所にホテルがあるということが分かりました。
基本情報
- 🚪 部屋数:30室ほど
- ⏰ 営業時間:24時間
- 💳 支払い:クレジットカード・現金対応
- 🛏 利用時間:4時間〜の時間単位で利用可能
フライト前後の短時間休憩から、深夜便トランジットの仮眠まで幅広く利用できます。

やっぱりベッドで仮眠でも横になるとだいぶ疲れの取れ具合が違いました。
部屋と設備レビュー(実体験)

私が泊まった部屋は「約4㎡」ほどのコンパクトな個室でした。

日本のカプセルホテルを少しグレードアップした感じかな!?と思いました。
- ベッド(シングルサイズ、硬め)
- コンセント2口、USBポート
- 照明の明るさ調整可
- WiFi完備
- 遮光カーテンで外光をシャットアウト
- ペットボトル水とお手拭き付き
- スーツケースや荷物等を部屋の中に入れられるスペースあり
ただし、シャワーやトイレはBOXTELには完備されていないので、空港の共有施設を利用する形です。
また、防音は完璧ではないため、廊下の話し声やスーツケースの音が聞こえることがありました。
もし音に敏感な方は、受付で耳栓をいただけるのでそれを使用するか、持参すると安心です。


宿泊料金と滞在時間
Boxtelは「時間制」で利用します。直接予約した場合の価格です。
- 4時間:1,400THB
- 追加時間は1時間あたり+350THB
長時間滞在だと空港周辺のホテルの方が安くなる場合もありますが、「空港内で安全に仮眠できる安心感」はBoxtelならではです。
メリット・デメリット
✅ メリット
- 空港直結で安心・安全
- 深夜便や早朝便の前後に便利
- WiFi・電源完備で快適
- チェックイン・チェックアウトがスムーズ
- ペットボトルのお水とおしぼり付き
- スーツケースや手荷物も部屋の中に持ち込めるスペースあり
- 耳栓ももらえる
- 受付のスタッフにモーニングコールをお願いできる
❌ デメリット
- 部屋が狭く、スーツケースを広げるのには若干狭いけれど出来なくはない
- 音漏れは若干あるかもですがそんなに気にならない
- シャワーは部屋になく、空港施設を利用もしくは次の目的地で利用する
- トイレの場所が離れている
BOXTEL予約方法
Boxtelは 事前予約がおすすめ です。特に深夜帯は埋まりやすいため、早めに確保しておくと安心です。
- 直接予約する場合・・・boxtel.reservation@gmail.com
他の選択肢と比較
- Avagard Capsule Hotel Suvarnabhumi Airport アバガード カプセルホテル スワンナプーム空港
Boxtelより安めの価格帯。カプセルホテルスタイルなので、大きな荷物は入れられないですが、近くにスーツケースを預かってくれるお店があるので活用すればお得に滞在可能です。

- 空港ミラクルラウンジ(プライオリティパス対応)
食事・シャワー・ドリンク付きで数時間滞在可能です。仮眠には向きませんが、コスパ重視なら選択肢としてありです。プライオリティパスのクレカを持っていなくても、以下からチケット購入可能です。
まとめ:こんな人におすすめです
- 深夜到着&早朝出発の乗り継ぎ旅行者
- 仮眠をとりたいけれど市内ホテルまで移動するのは大変もしくは面倒な方
- 空港内で安心・安全に休みたい方
狭さや音漏れは気になるものの、利便性と安心感は抜群。
スワンナプーム空港でのトランジット時に検討する価値のある施設だと感じました。

仮眠できたお陰で頭もすっきり、体力も回復できました。安全なお部屋で仮眠できる環境って大切!
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