
「え、まさか今日が2日目…?」 半年前から準備してきたハーフマラソン当日、まさかの生理2日目。走るか、やめるか。

前日はとても辛そうだったから心配だったんだよね。女性の方は大変。だけど妻である筆者Aの体験談を本記事でご紹介していますので、女性ランナーの方たちにとって参考になれば嬉しいな。

女性ランナーなら誰もが一度は悩むこの状況。この記事では、実際に走ってみて感じた“後悔”と“よかったこと”を赤裸々に綴ります。生理中のレース参加を考えているあなたに、少しでも参考になれば嬉しいです。
生理2日目マラソン 前日の準備と注意点

生理数日前からそろそろ生理かもとそわそわしていましたが、生理の前日の症状はこんな感じでした。
- 頭痛がひどくて朝起きるのがつらかった
- 身体が冷えて寒気が止まらない
- 倦怠感で動くのも億劫だった
- 大会に出れるか心配になってきた
不安やプレッシャーへのメンタル対策
幸いにもマラソン前日が土曜日だったので、横になって体を休めていました。なんとなく、回復したかなと思い家の中を少し動くとまた倦怠感で横になったりの繰り返しで過ごしていました。
しかし、翌日がマラソン本番!さすがに参加するのか迷ってきたけれどもランニングしている姿を想像するといろいろ心配になってきました。

不安なのは対策がないから!本番まずは走れるように対策しなくちゃ!よし!近所の薬局に行こう。
購入・用意したもの:
・タンポン(特に多い日用)
・月経カップ
・吸水性ショーツ
月経カップは使えたらいいかなと思い、試しに買ってみたけれど使ったことがなかったのでやっぱり難しかったです。なのでたまに使ったことがあったタンポンで当日は臨むことにしました。
タンポンでも普通、多い日、特に多い日など種類があったので特に多い日用にしました。

ナプキンは用意すべきかな?

マラソンは大量に汗をかくので、タンポンと吸水サニタリーショーツにしました。

吸水性ショーツだけで生理2日目だと絶対にカバーできないから気を付けてね。
生理中におすすめのランニングウェアと選び方
ランニングウェアは基本的に使い慣れているものがいいです。
私はレギンスタイプのものとショートパンツのものと複数持っていましたが当日のウェアで持っていてよかったウェアについて以下にまとめます。
・色は絶対黒色!‐当日はありませんでしたが、ウェアの汚れが目立つ色だと不安要素に繋がるので絶対黒色
・ショートパンツ‐レギンスタイプは骨盤周りの締め付けがきつくなりやすいのでショートパンツがお勧め!
理由‐生理中は骨盤まわりの血流が滞りがちだから
・通気性は大切!– 厚めの生地を選びがちですが、大量の汗をかくので、あせもになったりする可能性も!
ランニングウェア用を選ぶこと。

私が大会で使ったウェアを以下で紹介します。

走って良かったと感じた3つのこと
・たまたま生理中にランニング(練習で大会ではない)をしたことが以前あった。
・その時にタンポンと吸水サニタリーショーツで走ったことがあった。
・走って体調が悪くなったりしたら、途中棄権すればいいと思って当日臨んだ。実際挑戦してみて完走できたので良かった。

大会にエントリーしたら、生理も想定して調子のいい時は、生理を意識してのランニングの練習すれば当日、生理になっても不安はぬぐえないが少しはマシかも。
当日の流れと意識した4つのこと

①トイレ問題:事前確認と対策
サニタリーボックスのあるトレイがあるか確認しておけば安心。
もしない場合に備えて、エチケット袋など用意していれば完璧!
②生理中でも快適に走るためのウォーミングアップ
歩いたり、軽くジョギングなどして、走りにくくないか確認しておくと安心。

朝起きてすぐにタンポンセットして、一応、ナプキンは敷いておきました。走る時にナプキンを外して吸水サニタリーショーツで走ったよ。
会場に移動するのも、練習だと思ったことも良かったです。
③スタート直前に意識したこと
走れそうだったのでハーフマラソンに今回は参加しました。もし走っていてどうしてもしんどくなったら途中棄権すればいいかな?って思って、とりあえず挑戦しました。

心配だったからいつもよりたくさん応援したよ!
水分補給は絶対忘れないでね。
④完走後に感じた体調とケア方法
・すぐにタンポンとショーツを交換。
いくら吸水サニタリーショーツであってもやっぱり汗はたくさん吸水しているから汗疹や肌荒れの原因になったりするかもだからできるならシャワーをすぐに浴びたり、汗を拭いてタンポンとショーツを交換をお勧めします。
・回復期間を少し長めに!
生理中なのに頑張って走った自分を褒めると同時に回復期間は無理をしないこと。骨盤周りに疲労が溜まっている感じがしたので充分休息を取ってからランニングを始めてね。
これから生理中にレースを走る方へ

私からのリアルなアドバイス
タイムよりも挑戦した自分を褒めてあげて
- 生理じゃなかったら、もう少しいいタイムが出せたかも…と思ったけれど、走り切ったこと自体がすごいこと。
- レースにはそれぞれ違うコンディションで臨む人がいる。自分の挑戦を誇りに思っていい。
タンポンの使い方は距離で変わる
- ハーフマラソンでは生理2日目でも交換せずに済んだ。
- でもフルマラソンなら、途中での交換は必須。予備のタンポンを携帯しておくのがおすすめ。
- 吸水ショーツの活用もおすすめ
生理中の練習は不安軽減につながる
- 生理中に軽くランニングしておくと、本番への不安が減る。
- 体調が良い日に走ってみるだけでも、安心感が違う。
- 練習できなくても、本番で走れるかどうかを事前に確認しておくと◎。
月経カップを使うなら「慣れ」が大事
- 月経カップは慣れていないと扱いが難しい。
- 本番で使うなら、何か月か前から装着してランニングする練習をしておくと安心。
ウェアは黒色&締め付けが緩めが安心
- 経血が漏れても目立ちにくい黒色ウェアがおすすめ。
- 締め付けが強すぎないものを選ぶと、違和感なく走れる。

体調が悪いときは、無理しない勇気を
- 生理の症状は人それぞれ。何日目かでも全然違う。
- 人と比べず、自分の体と相談して判断を。
- 棄権することも「挑戦の一部」。また次の機会は必ずある。

今回は完走できたけれども仮に棄権、途中リタイアになっても絶対に自分を責めないでね。自分の体調が第一優先だから。

最後までご一読いただきありがとうございました。本記事がランニング女子のみなさんにとってお役に立てると嬉しいです。
コメント